宮城県聴覚障害情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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防災の取り組み

防災をとりあげた みみサポみやぎの手話動画は ⇒ こちら

聴覚障害者災害時支援パンフレット 

 
  ↑クリック(PDF見開き)
見た目ではわからない「聴覚障害」。
地域のなかでは、聞こえないために周囲とコミュニケーションが取りにくく、孤立してしまいがちです。聞こえないことは、災害時には、いのちに関わる深刻な問題になります。しかし、皆さんのちょっとした気づきや配慮があれば、聴覚障害者が情報から取り残されることなく行動できます。災害が起きても聴覚障害者が地域社会で安心して皆さんとつながり、助け合い、ともに暮らせるように、皆さんに知っていただきたいことをこのパンフレットにまとめました。

 〇聴覚障害者とは
 〇主なコミュニケーションの方法
 〇こんな時に困ります
 〇あなたができること~災害発生・情報伝達編~
 〇みんなができること~避難訓練・避難所運営編~
 〇新しいつながり方もあります
 〇聴覚障害についてお気軽にご相談ください
 ※A4両面で印刷したい場合はこちら➡PDF形式

緊急・災害用お願いカード

 緊急時や災害時など、周囲に協力を求めたい場合に、サッと取り出して指差しで伝える「緊急・災害用お願いカード」が完成しました。
 このカードは、令和2年度の宮城県委託事業で、一般社団法人宮城県聴覚障害者協会や特定非営利活動法人みやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会の協力をいただき、作成検討委員会を立ち上げて話し合いを重ね、作成したものです。
 空欄に氏名や生年月日などをあらかじめ記入し、障害者手帳にはさんだり、財布に入れておくなどして、もしもに備えるためのカードです。
 いつもの生活の中では「スマホがあるからカードはいらないな」と思うことがあるかもしれません。予想できない緊急事態で電池残量がなかったり、今後いつまた起こるかもしれない災害、それに伴って停電などライフラインが止まってしまう状況などを想定し、紙(カード)で持ち歩くことも大切です。ぜひ、備えのひとつに加えてください。
 なお、やぶれたり、記入した内容に変更があった場合、非常持ち出し袋にも入れておきたいなど、複数枚必要な場合は、新しいカードをお送りします。市町村や保健福祉事務所の福祉担当課窓口でも配付しています。
【使う前の準備】
 
1.氏名、生年月日などの個人情報や、緊急連絡先(自宅・職場)などを記入する。
 2.切り取り線でカードを切り離し、折りたたみ、障害者手帳ケースや財布に入れておく。

 ↓クリックするとPDF形式が開きます。印刷してご利用ください。↓
   
 スマホ用のPDF形式はこちら⇒スマホ版のPDF形式
   みみサポみやぎ手話動画
「備えておこう! 緊急・災害用お願いカード」
(2021年4月19日)
 

津波フラッグ(気象庁)

 2020年6月24日から海水浴場等で、「津波フラッグ」により大津波警報、津波警報、津波注意報(以下、「津波警報等」という)が発表されたことをお知らせする取り組みが始まりました。
 津波警報等は、テレビやラジオ、携帯電話、サイレン、鐘等、様々な手段で伝達されますが、令和2年夏から海水浴場等で「津波フラッグ」による視覚的伝達が行われます。「津波フラッグ」を用いることで、聴覚に障害をお持ちの方や、波音や風で音が聞き取りにくい遊泳中の方などにも津波警報等の発表をお知らせできるようになります。海水浴場や海岸付近で津波フラッグを見かけたら、速やかに避難を開始してください。
気象庁HP ←クリック

   みみサポみやぎ手話動画
「海水浴中に津波警報が!聴覚障害者への伝え方は?」
(2020年3月16日)
  気象庁と日本ライフセービング協会共同制作
 映像資料「津波フラッグは避難の合図

 字幕付きの3分程度の動画で、詳しく紹介しています。

災害時の聴覚障害者指差し会話シート(河北新報社製作)

 この「災害時の聴覚障害者指さし会話シート」は、みみサポみやぎで開催された河北新報社の震災伝承・防災プロジェクト「むすび塾」を契機に、河北新報社が作成したものです。
 
 河北新報ホームページ 震災伝承・防災プロジェクト「むすび塾」
 視覚障害者の避難緯線/情報伝達 住民と連携を(2020年2月11日掲載)
 

NTT東日本「電話お願い手帳アプリ版(iOS)

緊急時の利用を想定し、災害時等で通信が途絶えた際にも利用可能です。さらにWeb版(スマートフォン向け)と同様に、スマートフォンのGPS機能を利用し、地図情報の表示を用いた円滑な情報伝達が可能です。
詳細はNTT東日本のホームページをご覧ください。

宮城県内の市町村が配信するメールサービスや携帯・スマートフォン用サイト、SNS(Twitter、Facebook)等の一覧

宮城県内の市町村が配信するメールサービスや携帯・スマートフォン用サイト、SNS(Twitter、Facebook)等を一覧にし、ご紹介します。お住まいの地域での情報収集にお役立てください。
※市町村が行うメール配信サービスをご利用になるためには、事前に登録が必要となります。
エリアメール/緊急速報メール(全ての市町村)(ドコモ、au、ソフトバンクの対応機種)   
宮城県では、県内に滞在する方々の携帯電話に、災害時の避難勧告など、生命に関わる緊急性の高い情報を迅速に配信するため、緊急速報エリアメールのサービスを開始しました。お使いの携帯電話に緊急速報エリアメールが配信された場合には、発信された内容を確認し、身の安全を確保するなど落ち着いて行動してください。なお、お使いの携帯電話の機種によってはサービスに対応していない場合がありますので、契約している携帯電話会社に直接お問い合わせいただくか、下記の情報一覧(各市町村のサイト)の県内市町村のホームページでご確認ください。
  災害用伝言板
携帯電話・PHSのインターネット接続機能で、被災地の方が伝言を文字によって登録し、携帯電話・PHS番号をもとにして全国から伝言を確認できるサービスです。
(詳細及びスマートフォンでのご利用については、各社のページをご覧ください。)
  NTTドコモ 災害時の安否確認と備え
  KDDI(au) 災害用伝言板サービス
  ソフトバンクモバイル 災害用伝言板/災害用音声お届けサービス
災害時要援護者支援制度 
  下記の情報一覧(各市町村のサイト)各市町村のサイトへリンクし、情報を見ることができます。ヘルプカードを発行していない市町村でも登録申請を受け付けていますので、近くの市町村にお問い合せください。
例 仙台市 石巻市 名取市
避難所・避難場所
  地域防災計画に基づき各市町村が指定しています。
下記の情報一覧(各市町村のサイト)へリンクし、避難所・避難場所の情報を見ることができます。
 全国瞬時警報システム(Jアラート)(全ての市町村)
通信衛星と市町村の同報系防災行政無線や有線放送電話を利用し、緊急情報を住民へ瞬時に伝達するシステムです。
みみサポみやぎ手話動画
「ミサイル落下、その時どうする?!」(2017年6月12日)

情報一覧 ※市町村名をクリックすると情報を見ることができます



(参考)災害救援関連資料【聴覚障害者向け防災マニュアル】

 ◇全日本ろうあ連盟ウェブサイトより
 ■「災害関連標準手話ハンドブック」電子ブック版
 ■「聴覚障害者 災害時初動・安否確認マニュアル」
 ■「手話通訳者等派遣調整マニュアル」
 ◇全日本難聴者・中途失聴者団体連合会ウェブサイトより
 ■「難聴者・中途失聴者のための災害時・緊急時対応マニュアル~難聴協会としての備えと対応を~」
 ◇公益社団法人静岡県聴覚障害者協会ウェブサイトより
 ■「平成23年度静岡県受託事業「聴覚障害者防災対策検討業務」報告書
  「聴覚障害者の防災対策~福島県・宮城県から学ぶ~」

 ◇静岡県聴覚障害者情報センターウェブサイトより
 ■「災害時の聴覚障害者支援」
 ■「聴覚障害者のためのマニュアル」
 ◇一般社団法人 福島県聴覚障害者協会ウェブサイトより
 ■「聴覚障害者防災マニュアル」
 ◇社団法人茨城県聴覚障害者協会ウェブサイトより
 ■「防災マニュアル・手話ハンドブック」
◇広島県呉市ウェブサイトより
 ■「聴覚障害者のための防災マニュアル及び聴覚障害者災害時支援マニュアルについて」
◇福岡県聴覚障害者情報センターウェブサイトより
 ■「聴覚障害者防災マニュアル」
◇岐阜県中津川市ウェブサイトより
 ■「聴覚障害者防災マニュアル」
◇京都府宇治市ウェブサイトより
 ■「聴覚障害者のための防災パンフレット」
◇手話と字幕の番組「目で聴くテレビ」ウェブサイトより
 ■「聴覚障害者災害対策マニュアル」

◇ここで紹介したもの以外にも、さまざまな地域や施設等に「聴覚障害者向け防災マニュアル」があります。
 (Yahoo!、Google等の検索サイトで「聴覚障害者向け防災マニュアル」と入力すると、表示されます)


【男女共同参画・多様な視点 みんなで備える防災・減災のてびき】宮城県ウェブサイトより引用
 災害時も性別や年齢,障害の有無,国籍等々にかかわらず、避難所等において被災者一人ひとりの人権が守られ安全に安心して生活できるようにするためには、平常時から男女共同参画や多様な視点からの防災・減災の取組について理解を深め、実践することが大切です。
 そのため、宮城県では、日頃からの防災・減災の取組の参考にしていただくために「男女共同参画・多様な視点 みんなで備える防災・減災のてびき」を発行するとともに、「てびき」を活用した実践講座を実施し、地域や企業等で防災・減災に取り組むリーダー養成を行います。

【みやぎ被災者生活支援ガイドブック】宮城県ウェブサイトより引用
被災者の皆さまの生活を中心とした支援に関する大まかな内容と問い合わせ先を掲載した「みやぎ被災者生活支援ガイドブック」です。

【県内市町村地震防災マップ】宮城県ウェブサイトより引用
 地震が発生したとき自分の住んでいる市町村では「どの程度被害が発生するのか?」や建築物(住宅)等が「どの程度揺れるのか?」ということなどを知っておくことも大切です。
 そこで市町村では「地震防災マップ」を作成し、皆様に地震に備えていただこうと考えています。この「地震防災マップ」には、「揺れやすさマップ」や「地域の危険度マップ」など、地震に関する情報も盛り込まれていますので是非御活用ください。

【復興の歩みについて】宮城県ウェブサイトより引用
 東日本大震災から復興する宮城の様子と、復興に向けた地域の取り組み(宮城県復興応援ブログ「ココロプレス」に掲載)を抜粋し、まとめたものです。一日も早いふるさとの復興を願い、ひたむきに取り組んでこられた方々の思いを綴った冊子を毎年3月に発行したものです。
※「復興のあゆみ4」「復興のあゆみ5」にみみサポみやぎの紹介が掲載してあります。