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手話動画:暑熱順化で熱中症対策!(2024年7月8日)

手話動画

テキストデータ

 人の体は、急激な環境変化についていけず調子を崩してしまいます。例えば、急に寒くなると風邪をひいたりしますよね。今の季節でいうと、真夏ほど暑くないのに熱中症になってしまう人がいるのはそのためです。

 体が暑さに慣れておらず熱中症になりやすい時期はいくつかあり、1つは5月の暑い日です。5月に早くも熱中症で救急搬送された人がいたとニュースになったりしますね。5月でも急に25度以上になる日があり、熱中症になりやすいのです。
 また、せっかく暑さに慣れてきても、梅雨になって気温が下がると体が元に戻ってしまいます。そのため、梅雨の晴れ間や梅雨が終わったばかりの時期は気温や湿度の上昇に注意が必要です。
 その他、夏休み中に家の涼しいところでばかり過ごしたりすると体が戻ってしまいます。特にお盆明けは、帰省や移動での疲れも重なって熱中症になりやすいですので注意してくださいね。

 対策は「暑熱順化」。運動などで計画的に汗をかくことで、気温の変化に体がついていけるようにします。30分ほどウォーキングやサイクリングをする、15分くらいジョギングをする、30分ほど適度に汗をかくくらいのストレッチや筋トレをするなどの運動が効果的です。
 暑くなるとシャワーで済ませる人が多いかもしれませんが、湯船に入って汗をかくのもいいですよ。2日に1回は入浴することをおすすめします。
 体が暑さに慣れるには数日から2週間くらいかかります。体が慣れてくれば、暑い中でも夏バテやだるさを防ぐことができます。今から暑さ対策、始めましょう!