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手話動画:子どもから大人まで、みんな大好きカレー!(2024年1月15日)

手話動画

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 1月22日はカレーの日だって知っていましたか? 全国学校栄養士協議会が、全国の小中学校の給食にカレーを、と呼びかけたことにちなんでいるそうです。給食のカレー、懐かしい! 私の好きなキーマカレーとか、すごく辛いカレーなど今はいろいろありますね。カレーは、子どもから大人までみんな大好きで、今や日本人の国民食と言えるほどになっています。

 日本のカレーはインドから直接渡って来たのではありません。一度イギリスに渡ってから日本に来たため、日本のカレーは欧風です。
 格言「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士は、日本人生徒の貧弱な体格を見て西洋風の食事を推奨し、「生徒は米飯を食すべからず。ただし、ライスカレーはその限りにあらず」と、栄養価の高いカレーを1日おきに食べるようルールを作ったそうですよ。
大正の頃には、地方出身者の兵士も集まる軍隊で供されるようになり、そのおいしさが日本各地に広がっていきました。

 カレー粉は当初輸入されていましたが、1905年に国産のものが発売されます。スパイスを取り扱うことから、薬種問屋が販売したそうです。お店で高級西洋料理として食べるものだったカレーが、カレー粉により一般家庭でも簡単に作れるようになり普及し始めます。戦後にはカレールーやレトルトカレーも発売が始まり、さらに浸透していきました。
 パンやうどん、スープなどいろいろな物にアレンジされているのも、日本人のカレー愛のあらわれかもしれませんね。