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手話動画:身近にあるのに意外と知らないリチウムイオン電池 (2023年8月14日)

手話動画

テキストデータ

 「リチウムイオン電池」と聞いて、なんの電池かすぐに思い浮かびますか? 実はすごく身近なものですよ。小型の充電式電池のことで、スマホやモバイルバッテリーに使われています。そのほかパソコンやタブレット、ビデオカメラ、加熱式たばこ、電動カミソリ、携帯用扇風機など、今やいろいろなものに使われています。

 リチウムイオン電池を捨てたい場合は、家電店などにある回収ボックスに持ち込む必要がありますが、プラスチックごみや燃えるゴミなどに出してしまう人がいます。リチウムイオン電池は衝撃に弱いため、ごみ処理中に受けた強い衝撃や圧力で発火してしまう場合があり、収集運搬中や処理施設において発火事故が発生しているんです。2020年にごみ処理過程で起きたリチウムイオン電池が原因とみられる発煙・発火トラブルは12765件。多いですね。

 そこで、リチウムイオン電池を有害ごみとして収集する市町村が増えました。
端子部分にテープを貼って絶縁するのを忘れずに行い、透明な袋に入れ、他の電池と同様に決められた日時に捨てましょう。ご自分の市町村の収集方法を確認してみてください。もし収集していないなら、従来通り家電店などの回収ボックスにお持ちください。プラスチックに覆われているからといってプラごみに入れたりしては絶対にいけません。
 スマホなど簡単に電池が取り出せないものは、解体したりせず本体ごと捨てましょう。スマホを捨てる時は中の個人情報をしっかり消してからにしてくださいね。