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手話動画:宮城県に150年の歴史あり!(2022年8月8日)

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 明治維新の廃藩置県で、伊達藩こと仙台藩は仙台県になりました。その翌年1872年(明治5年)に、仙台県の県庁所在地があった宮城郡にちなみ「宮城県」に改められました。宮城県の誕生です。それから150年。今回は、宮城県発祥のものを紹介します。

 宮城県と聞いて思い浮かぶのは「牛タン」「ずんだ」「笹かまぼこ」でしょうか。これらはもちろん宮城県発祥です。そのほか「冷やし中華」も宮城県民の間では有名ですよね。熱い食べ物のイメージが強い中華料理を夏にも食べてもらいたいと考案されました。同時期に東京のお店でも売り出しており東京発祥説もありますが、冷やし中華が全国に広まったのは、県内の製麺所が麺とタレのセットを売り出したことがきっかけだそうです。
 独特な調理法の「炉端焼き店」も宮城県が発祥なんです。また「ハンバーガー店」の発祥は1950年ごろで東京説、佐世保説とありますが、1950年に山形県で開店し、1953年から宮城県で営業している「現存する日本最古のハンバーガー店」は、今でも宮城県にあります。

 食べ物だけではなく、「水力発電所」が日本で初めて作られたのも宮城県ですし、東北大学が世界で初めて光通信に成功したので「光ファイバー」も宮城県発祥ということになります。「フィギュアスケート」日本発祥の地も宮城県にありますし、レントゲンを搭載した検診車で「集団での胃がん検診」を行ったのも宮城県が初めてでした。
 先人の積み重ねてきた努力と歴史を誇りに感じると、故郷宮城にさらなる愛着がわきますね。