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手話動画:ブロック塀を点検しよう!(2018年11月19日)

手話動画

テキストデータ

 6月に発生した大阪府北部地震で、小学校のブロック塀が倒壊し登校中の女児の尊い命が奪われました。今後そのような重大な事故が起こらないように、ご自宅にブロック塀がある場合は高さや強度が適正かどうか安全性を確認することが必要です。

 鉄筋が入っているブロック塀のチェック項目は以下の通りです。
 1、塀の高さは2.2m以下か。
 2、塀の暑さは10cm以上か。塀の高さが2~2.2mの場合は15cm以上か。
 3、高さが1.2m以上の場合、3.4m以下ごとに控え壁はあるか。
   塀の高さの5分の1以上突出した控え壁か。
 4、コンクリートの基礎はあるか。
 5、塀に傾きやひび割れはないか。
 6、鉄筋は適正に配筋されているか。基礎の根入れ深さは30cm以上か。

 6番は目に見えない部分ですので専門家に見てもらうといいでしょう。レンガ造りや石造りの塀、鉄筋のないブロック塀の場合は、基準となる数字が変わってきます。国土交通省のホームページにありますのでご確認ください。

 宮城県では、昭和53年の宮城県沖地震でブロック塀倒壊事故が起こっており、早くから対策に取り組んできました。スクールゾーンにあるブロック塀を点検して危険性が高いと認められたブロック塀は、平成14年に536箇所あったものが、平成29年度末時点で88箇所になっています。
 危険性の高いブロック塀は撤去するか、上部数段を撤去して低くするなどの対策が必要です。助成のある自治体もありますので、役場で確認するといいでしょう。
 宮城県沖地震でのブロック塀倒壊は、私も目撃しました……。