宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:災害ボランティアに行こう!(2018年7月2日)

手話動画

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 また、大きな地震が起きました。災害が起きると東日本大震災のときの記憶がよみがえり、被災した方のために「何でもいいからとにかく何かしたい!」と、現地に駆けつけたくなります。でも、ちょっと待って! 災害ボランティアに行く場合はいくつかの注意点があります。

 ボランティアは何かあっても自己責任ですので、ボランティア活動保険に入ることをおすすめします。そして被災地の現状をしっかり把握するために情報収集しましょう。被災地に行く交通手段は自分で確保してください。
 避難所は避難している方のための場所です。宿泊先や食事は自分で準備し、ゴミは持ち帰りましょう。被災地では、現地の災害ボランティアセンターの指示に従って動かなければなりません。自分がやりたいことをやるのではなく、現場の状況に配慮して活動することが大切です。
 家の片付けなどを手伝う場合は、服装の準備も必要です。暑くても長袖長ズボンで、金属の中敷が入っている長靴か手袋などもあると良いでしょう。

 捨てるしかないようなものであっても被災者にとっては大切なものかもしれません。「このゴミどうしますか」ではなく「この汚れたものはどうしますか」と聞くなど、言葉には気をつけましょう。
 記念に写真を撮りたくなりますが、むやみに撮影するのは控え、必要最小限の撮影でも必ず許可を取りましょう。

 健康でなければボランティアできません。体調をしっかり整えてお出かけくださいね。