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手話動画:お口の体操、1・2・3!(2018年6月4日)

手話動画

テキストデータ


 最近、よくむせる、口の渇きが気になる、固いものが食べにくくなった、などありませんか。そんな方は、口の機能が低下しているのかも?! 口には、嚙み砕く、飲みこむ、唾液を分泌するという役割のほかに、表情を表すなどの役割もあります。口が健康でないと、食事量が減って低栄養になり体力が低下したり、誤嚥性肺炎などを起こして病気になってしまうかもしれません。また、会話が少なくなり引きこもりやうつ病になてしまう恐れもあるのです。

 口の健康を守るために、口の体操をやってみましょう。
 ①舌をべーっと出したり引っ込めたりを5回します。出した舌を上下に5回、左右に5回動かします。唇にそって右回り左回りに舌を動かします。
 ②口を閉じて左右のほほに交互に空気をためます。
 この①②の体操はほうれい線にも効果があるんですよ。
 ③は少し難しいかもしれません。発声です。手話で使う口形「ぱ」があります。「ぱぱぱぱ……」と10回ずつ発声します。次はろう学校時代を思い出してやってみましょう。「た」「か」「ら」をそれぞれ10回ずつ発声します。③は上を向いてやると二重あごが解消され小顔効果があるそうです。

 口の体操は毎回の食事の前にやることで食事がスムーズにできるようになります。ほかにも、この体操を続けることで顔の筋肉がほぐれて表情が豊かになり、楽しく実践することで脳が活性化されるなどの効果もあります。口の中をきれいにすることはもちろん、口の体操をすることでさらに健康が保てますよ。
 手話には表情がつきもの! 手話での会話も楽しむのがいいですね!