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手話動画:その風邪、ウイルス性? 細菌性?(2017年11月27日)

手話動画

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 気温が下がって空気が乾燥し、風邪が流行する季節になりました。仕事が休めないから……などの理由で休養が取れず、風邪が長引いていませんか。実は、風邪にはウイルス性と細菌性があり、対処方法も違うんですよ。

 ウイルスは細胞よりも小さく、何かに規制しないと増殖できません。そのため生き物の細胞に入り込んで増殖します。風邪の80~90パーセントはウイルス性だと言われています。ウイルスに効く薬はありませんが、安静にして水分や栄養を取れば3~4日で治ることが多いそうです。ただし熱が39度以上あるなど重症化した場合は病院で診てもらいましょう。対処療法のための薬が処方されます。

 一方、細菌は単細胞生物で何かに寄生しなくても生きていけます。大きいため細胞には入り込みませんが、体内で自分好みの場所に移動し増殖します。
 もし、風邪が5日以上続く、黄色などの濁った鼻水が出る、膿のような痰が出るなどの場合は細菌性の風邪であることが疑われます。細菌性には抗生物質や抗菌薬が有効です。病院を受診し薬を処方してもらうと良いでしょう。

 厚生物質が処方された場合は症状が治まっても全部飲みきりましょう。服用を中断したことで抗生物質が効かない薬剤耐性菌ができる場合があり、問題になっています。このまま薬剤耐性菌が笛増え続ければ、2050年にはがんで死亡する人よりも薬剤耐性菌の感染で死亡する人の数が上回るとの推計も出ています。

 風邪は人によって症状の傾向があります。自分の傾向を知りしっかり対処しましょう。