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手話動画:高齢ドライバーによる事故減少を目指して(2017年3月21日)

手話動画

テキストデータ

                                                  
 昨年、高齢ドライバーによる重大事故が相次ぎ問題視されています。
 高齢ドライバーの事故原因として、慣れからくる油断、大丈夫だろうと漫然と運転してしまう、などがあげられています。また、アクセルとブレーキの踏み間違い、ハンドル操作の誤り、止まれると思ったポイントで停車できない、ひとつのことにとらわれてほかの情報を見逃すなど認知機能の低下が原因とみられる事故も多くみられます。

 そこで、3月12日から道路交通法が改正され、これまでの高齢ドライバー対策がさらに一歩前進しました。これまで75歳以上の方は3年に一度の免許更新とあわせて、記憶力や判断力などを調べる認知機能検査が必要でした。その結果、機能低下が見られても、信号無視や一時不停止、逆走など高齢ドライバーが違反しやすい一定の違反がなければ免許更新ができていました。
 今回の改正では、免許更新時の認知機能検査により機能低下が見られた場合は、医師の受診が義務づけられ、診断書の提出が必要になります。医師の診断の結果次第では免許取り消しなどの対象になります。また免許更新時期に関係なく、一定の違反があった場合も認知機能検査や講習を受けなければなりません。医師の診断書の提出が求められることもあります。

 大丈夫、大丈夫!と過信せずに能力の変化を時々チェックするといいですね。ご自身の運転、またはご家族の運転に不安を感じたら、免許運転センターなどに設置されている「運転適性相談窓口」へご相談ください。
 皆さん、事故に気をつけて、安全運転で!