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手話動画:増加している子どものロコモ(2016年5月23日)

手話動画

テキストデータ

 小学中学時代、新学期が始まると必ずやることがいくつかありました。歯科検診や尿検査、体力測定、身体測定。
 実は、今年度から身体検査が変わったこと、知っていましたか? 今まであった座高測定がなくなり、運動器検査の項目が加わりました。

 以前、手話動画で「ロコモ=運動器が衰えて、いろいろな動きができなくなる」と紹介しましたが、そのときのロコモ問題の対象者は高齢者でした。しかし、近年では、手首や足首などの関節が硬く、例えば転んで手をついたら手首が反れずに骨折してしまった、または上手にしゃがめず後ろに転んでしまう、という子どもが増加し問題になっています。

 「うちの子は、サッカーや野球などのスポーツをしているから大丈夫」と安心してはいられません。子どもの頃からスポーツをしていても関節の硬い子どもはいて、関節が硬いことでかえって怪我をしやすい場合もあります。
 特定のスポーツだけをするのではなく、全身を動かすいろいろな運動をするのが良いようです。おすすめの運動はこちら。

①らくだ歩き・くま歩き
 らくだ歩きは右手右足が同時に出る歩き方、くま歩きは手と足を交互に出す歩き方ですね。なるべく前を向いて進みます。ももの後ろが伸びて、腕の力が強くなります。
②くも歩き
 腰を上げて、ゆっくり歩くんですね。
③ ゆりかご立ち
 頭に気をつけてくださいね。
④片足しゃがみ立ち
 2人で一緒に息を合わせて!

 親子で楽しみながらやると、楽しく運動できます。あなたもやってみて! 私もやってみましたよf(^^;)