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手話動画:ウィルスのグローバル化(2014年9月22日)

手話動画

  

テキストデータ

 この9月、70年ぶりにデング熱の国内感染者が出ました。デング熱は、人から人には感染しません。蚊の媒介による感染症です。本来、東南アジアや南米など熱帯地方に限られ、かつては、9カ国程度でしか確認されなかった病気です。しかし、現在は100カ国以上に広がっています。
 専門家は、国内感染の要因の1つが、地球温暖化にあると指摘しています。温暖化によって蚊の活動が活発になり、より北の国にまで生息域が広がったため、感染の流行域も拡大したというのです。

 ほかにも、人間が造った環境とともに、変異、成長するウィルスがたくさんあります。例えば、2009年に日本で大変流行した新型インフルエンザは、メキシコが出発点でした。また、西アフリカで感染者が増え恐れられているエボラ出血熱も、もともとは中央アフリカ奥地のごく限られた地域の病気でした。それが急に遠く離れた国で広がった理由の一つは、自動車や船、飛行機など遠くへの移動が容易になったため、人の往来が活発になり、人とともにウィルスも移動することで、もともと流行のない地域にも一気に拡大してしまったのです。まさに、人の動きのグローバル化が、ウィルスのグローバル化を引き起こしているわけです。

 科学の進歩によって、これまで原因不明だった病気が、ウィルス感染と判明されることもあります。
 ウィルス感染から命を守るため、感染症に関する正確な情報、知識を得ることが大切なのです。