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手話動画:溺れた時は、浮いて待て(2014年8月18日)

手話動画

  

テキストデータ

 6月に、川や海で遊ぶ際の注意についてお伝えしましたが、この暑さの中、各地で水の事故が相次いでいます。そんな中、先月、静岡県沖でシュノーケリング中に行方不明になった男性が、18時間以上流された末、奇跡的に生還したニュースがありました。救助された際に、「生きることに専念した。浮いて待っているほうが得策かと…」と語っていたことが印象的でした。

 いま、溺れた時の自己救助法として、水面に大の字になって浮いた状態で救助を待つ「浮いて待て」が、大変注目されています。

 よくテレビドラマなどで、溺れている人が手を振って大声で助けを求めている場面を見ます。しかし、実際に溺れている時は、息をすることが精一杯で、声を出すことなどできませんし、助けを呼ぶため腕を高く上げれば、逆に体はどんどん沈んでいきます。
 その時に有効なのが「浮いて待て」という自己救助法です。

 ・手足の力を抜き大の字に広げ、水に身を任せ浮くことだけを考えます。
 ・大きく息を吸い、空気を肺に溜めます。肺に溜めた空気は浮き袋の役目を果たすので、大声で助けを呼んではいけません。あごを少し上げれば、鼻と口が水面から出て呼吸もしやすくなります。
 ・靴は脱がず履いたまま。靴の浮力によって自然に足が浮きます。
 ・手は水面より下にしておきますが、もし、ペットボトルやカバンがあれば、ラッコのように胸に抱えると、より安定します。

 万が一の時、冷静になることは難しいかもしれませんが、ちょっとした知識や心構えが、あなたを守るかもしれません。