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手話動画:良い睡眠で、からだもこころも健康に(2014年4月28日)

手話動画

  

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 みなさん、よく眠れていますか。だいたい何時間ぐらい寝ていますか。良い睡眠をとることは、からだとこころの健康づくりに大変重要です。
 この春、厚生労働省は、「健康づくりのための睡眠指針2014」を発表しました。これは、睡眠不足や睡眠障害等が、生活習慣病の悪化要因になったり、こころの病気の一症状であったりすることから、国民に睡眠の重要性について普及推進するため策定されました。

 この指針では、「一晩の睡眠の量」が年代別に示されています。(次の通り)

10代前半 平均8時間以上
25歳 約7時間
45歳 約6.5時間
65歳 約6時間

 25歳では約7時間、45歳では約6.5時間と、必要な睡眠時間の目安が出ています。

 一般的に、お昼を食べた後、ちょっと眠気を感じるのは自然なことです。しかし、それ以外の時間帯でも強い眠気に襲われる場合には、睡眠不足の可能性があります。寝不足を補うために、週末に睡眠をまとめてとる「寝だめ」をしても、ある程度の作業効率の回復にはなるものの、十分な疲労回復にはなりません。
 また、過度の寝すぎは、夜間の睡眠を妨げ、逆に平日の日中の眠気や疲労につながる可能性があります。

 春は、環境が新しくなったり、慣れない仕事に緊張したりと、からだもこころも落ち着かず、疲れやすくなっています。
 改めて、自分の睡眠について関心を持ち、良い睡眠をとるよう心がけましょう。