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手話動画:「やけど虫」ってどんな虫?(2013年9月9日)

手話動画

  

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 最近、鹿児島県で「やけど虫」と呼ばれる虫による被害が増加しているということで、ニュースになりました。この昆虫に触るだけでやけどのような水ぶくれができることから、この名前が付いています。今日は、「やけど虫」についてご紹介します。

 「やけど虫」は正式な名称を「アオバアリガタハネカクシ」といいます。成虫で7ミリメートルほどの、オレンジ色の小さい昆虫で、水田の周囲や池や沼、畑、川岸などに生息しています。小さい虫なので、見かけても「たいしたことない」と、手で叩いてつぶしたり、払いのけてしまうかもしれません。

 ですが、「やけど虫」の体液には強い毒性があるので要注意! 触ったり、つぶしたりして体液が皮膚についたりするだけで、やけどのような水ぶくれができて皮膚が赤くなり、強いかゆみが出ます。また、その炎症した部分を触った手で目をこすったりすると、結膜炎や角膜炎などの目の炎症を引き起こしてしまいます。

 「やけど虫」は蛍光灯や水銀灯などの光を好み、屋内に侵入してきます。屋内に侵入してきた場合には、むやみに素手で触らないように取り除くか、市販のエアゾール剤で殺虫しましょう。皮膚にやけど虫の体液が付いたらよく水で洗い、ステロイド軟膏を塗ります。炎症が重症化すると皮膚にあとが残ってしまいますので、すぐに病院へ行きましょう。目をこするなどして体液が目に入ってしまった場合も同様です。

 朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、つい窓を開放したままにしておくこともあるかもしれません。全国に分布している「やけど虫」、私たちも十分に注意しておきたいものです。