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手話動画:ネズミ!ネズミ!!ネズミ!!!(2013年2月18日)

手話動画

  

テキストデータ

 最近、県南地域にネズミが急増しているというニュースがありました。仮設住宅の住民からは、「天井裏を走り回ってうるさい」「電気コードをかじられた」などの苦情が寄せられているようです。
 ペットとして飼われているハムスターやモルモットなどは可愛いのですが、ネズミによって衛生面や安全面に大きな問題が生じます。

 ネズミの排泄物や、ネズミについている寄生虫から、サルモネラ菌など毒性の強い病原菌が媒介されます。病原菌を持っていないとしても、ネズミの排泄物が落ちているようでは、清潔な家とは言えませんね。
 ネズミの鋭い強い前歯は一生伸び続けるので、常に何か硬いものをかじって、前歯をすり減らす習性があります。
 過去に、ガス管がかじられ、そこからガス漏れをし、爆発が起こったケースがあります。家庭でも、エアコンやテレビの電気ケーブルがかじられると、ショートして停電や火事を起こす原因になります。

 ネズミの害を防ぐには、ネズミの住みにくい環境をつくることです。
 まずは、①食品は必ず戸棚にしまい入れること。ペットフードもネズミのエサになりますので、出しっぱなしにしないように。生ゴミはフタのついた容器に入れ、ネズミが手を出せないようにしましょう。②侵入経路となる通気口や排水口などには、網などを張って家の中に入り込めないようにすること。、壁にすき間がある場合はふさいでおきましょう。③ネズミはティッシュペーパーや新聞紙、衣類、布きれなどを集めて巣をつくります。巣の材料になるものや、巣をつくれそうな場所を整理、掃除しておきましょう。

 今はネズミも寒さでおとなしくしていますが、春にはさらに増殖する恐れがあるので、今から対策をしておきましょう。