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手話動画:仙台七夕まつり(2012年7月30日)

手話動画

  

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 こんにちは。暑いですね。体調を崩されていませんか?
 皆さんは、東北の三大夏まつりをご存じですか? 青森の「ねぶた」、秋田の「竿灯」、宮城の「仙台七夕」です。「ねぶた」「竿灯」が ”動” の祭りなら、「仙台七夕」は ”静” の祭りといえるでしょう。
 今週は、「仙台七夕まつり」について、ご紹介いたします。

 仙台七夕まつりは、本来、他の神を迎える行事でした。それが、昔から周期的に襲ってくる冷害を乗り越えようと、豊作を願い田の神に祈るようになったため、ここまで盛んに行われるようになりました。

 時代の変革や戦争などにより全国的に徐々に衰退していき、昭和18年、19年、第二次世界大戦が激しくなったころには、仙台の街でもほとんど飾られなくなりました。
 しかし、終戦後の昭和21年、商店街復興の思いで、一番町通りの焼け跡に10年ぶりに竹飾りが立てられたときは、当時の新聞に「10年ぶりの ”七夕まつり”  涙の出るほど懐かしい」と報じられるほどでした。
 それからというもの、日本一のスケールを誇る七夕まつりとなり、毎年、私たちを楽しませてくれています。

 仙台七夕まつりの特徴として、手作りの豪華絢爛な笹飾り(くす玉と吹き流し)が有名ですが、くす玉は以前から、故人の霊を慰めるため、紙の花をざるに付けて飾られていました。
 もうひとつの特徴は、「七つ飾り」です。これらひとつひとつにも意味があります。

 ●紙衣(かみごろも)……裁縫の上達、病気や災難の厄除け
 ●吹き流し……織姫の織糸、機織りや技芸の上達
 ●短冊……学問、書道の上達
 ●折鶴……家内安全、健康長寿
 ●巾着(きんちゃく)……商売繁盛
 ●投網(とあみ)……豊漁、豊作
 ●屑籠(くずかご)……清潔、倹約

 これらの華やかで工夫された飾り物ひとつひとつに、深い願いが込められ作られ続けてきました。今年は、そんな思いをかみしめながら、「七つ飾り」を探してみるのもいいですね。