宮城県聴覚障害情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

FAX022-393-5502
日曜・祝日休

手話動画:外国から届く宝くじ(2012年5月1日)

手話動画

  

テキストデータ

 こんにちは。
 海外からこのようなエアメールで「当選金獲得!」と書かれた手紙が届いたことはありますか?

 独立行政法人国民生活センターのホームページにある「見守り新鮮情報」に掲載されていた情報です。
 「海外から『宝くじの当選金を受け取る権利がある』という内容の手紙が届いた。当選金をもらうために、手数料として郵便局で5,000円分の定額小為替を購入し、返信用封筒に入れて送った。すると、いろいろな国から同様の手紙が大量に届くようになった。どれも1週間以内に返送しないと権利を失うなどと書いてあるので、書いてある通り期日内に送金した。まがいもののネックレスや腕時計は届くものの、当選金は一度も振り込まれたことがない。最近は生活費が足りなくなり、別居の息子に相談したら、だまされていると言われた。」

 「1億円ほどを受け取る権利が発生!という封書が来た」「身に覚えのない当選通知が届いた」など、いわゆる「海外宝くじ」に関する相談が、最近再び増加傾向にあります。このような手紙は、主にオーストラリアやドイツ、香港、カナダなどからエアメールで送られてきますが、最近は中国も目立ちます。

 事例のように「いつか必ず当たる」と強く信じ込み、当選金を受け取るための手数料などを送り続け、被害に気が付いたときには多額の費用をつぎ込んでしまっているケースが見られます。
 海外の宝くじは、現地購入は認められていますが、国内から海外くじを買うことは違法です。絶対に手を出さないようにしましょう。