手話動画:便秘とは違うの? 慢性便秘症(2026年1月13日)
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便秘は日常的によく起こります。ですが、「たかが便秘、されど便秘」。お腹が苦しく不快なだけでなく、心筋梗塞や慢性腎臓病などさまざまな疾病リスクを高め、重症になると腸閉塞や腸穿孔を生じるなど深刻な合併症を起こす場合もあります。3日以上排便がない、排便後に残便感がある、お腹が張る、便が硬くコロコロしている、便に血がにじんでいる、便が出しにくいなどが3か月以上続くなら、それは「慢性便秘症」という病気と考えていいかもしれません。特に女性は男性に比べて便を押し出すための筋力が弱く、便が腸内にたまりやすくなります。生理前や妊娠中に分泌される黄体ホルモンは大腸の蠕動運動を抑え、体内に水分や塩分をため込む働きもあり、便秘になりやすいのです。
ダイエットによる水分や食物繊維の不足、日中の排便の我慢も便秘につながります。生活習慣や加齢によって筋力が低下し、腸などの内臓が下方に下がることで腸の収縮が鈍くなる場合もあります。
市販薬がいろいろとありますが、刺激性下剤は腸を強制的に動かして便を押し出すもので、繰り返し服用すると効きが悪くなっていき、薬がないと排便できなくなってしまいます。非刺激性下剤は、便を柔らかくしたり排便量を増やしたりすることで排便を促すものです。専門医を受診し症状に合わせて処方してもらうといいでしょう。
便秘だと思っていたら大腸がんだったという場合も。受診の目安は、自力で快適に排便できるかどうかです。ウォシュレットで刺激して排便するのは自力とは言えないかも。あなたは大丈夫ですか。
