手話動画:よく噛むことが認知症予防にも?! (2025年11月10日)
手話動画
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よく噛むことが体にいいのは皆さん知っていますね。「1口30回」噛むといいと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。東北大学の研究で、噛む時に脳の前頭前野の血流量が増すことが確認されています。この前頭前野は、記憶や判断、思考を司る部位です。よく噛むことでストレスが軽減され、脳の血流も良くなって記憶力、集中力、判断力が高まります。他の研究では、噛む回数が多い人は認知症になるリスクが30%も低いことがわかってきました。戦前と現代では1食の噛む回数が半分以下に減っています。グルメ番組で「口に入れたとたんとろける~」など柔らかくて美味しいものを紹介していますが、健康のためには噛む回数を減らさない工夫をするといいですね。食材を大きめに切ったり、野菜スティックや肉など適度に噛み応えのあるメニューを取り入れて噛む回数を増やしましょう。スマホやテレビを見ながら食べるのではなく、噛むことを意識しながらゆっくり食事を楽しみたいものです。ガムを噛む習慣も効果的ですよ。
東北大学歯学部で70歳以上の人の歯の本数を調査したところ、認知症症状がない人は14.9本、認知症の疑いがある人は9.4本で、自分の歯が少ないほど認知症になりやすい傾向が出ました。口腔機能の低下を意味する「オーラルフレイル」という言葉もあるように、健康を維持するためには歯や口腔機能の維持が大切です。日ごろから歯磨きなどをしっかり行い、歯科医院を定期的に受診しましょう。
