手話動画:大雨による道路の冠水!運転していたら… (2025年10月27日)
手話動画
テキストデータ
近年、地球温暖化の影響により局地的な大雨など異常気象に見舞われています。宮城県でも1時間あたり約100ミリの雨が記録され、道路の冠水や住宅への浸水が起こりました。もし、車を運転しているときに冠水した道路に進入してしまったら…? 大丈夫だろうと進んでしまうと、思いのほか深いことがあり、動けなくなります(危ない)。 冠水しやすい高架下、立体交差のアンダーパス、橋や川沿いなどには近づかず、迂回しましょう。車は、浸水してすぐ動かなくなるわけではありません。タイヤの半分ほどの深さだったら、走行は可能です。ただし、速度が速いと巻き上がる水の量が多くなり、故障の原因になることがあります。それ以上の高さになるとエンジンが停止して立ち往生したり、水圧でドアが開かず脱出が難しくなります。
車が水没してしまった際は落ち着いてシートベルトを外し、ドアや窓が開けられるなら、そこから脱出します。開かないときは、なんらかの工具でサイドガラスの四隅を割って避難しましょう。車の窓ガラスは簡単には割れませんので、緊急脱出用工具を日頃から車内に常備しておくことが大切です。工具がない場合は、車内が浸水し外の水位との差が小さくなり、水圧が下がるタイミングで脱出します。足に力を込めて一気にドアを押し開けましょう。
大雨の時の運転は、視界不良のため危険を察知できない場合があります。大雨予報が発表されているときには運転を控えることも必要です。日頃から安全を意識したカーライフを送りましょう。
