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手話動画:手軽で簡単に自分を守れる「反射材」 (2025年10月20日)

手話動画


テキストデータ

 少しずつ日が短くなり、暗くなるのが早くなりました。時間帯別の死亡事故発生件数を見ると、午後5~7時台が多くなっています。その時間帯は、特に10~12月が最も多く事故が発生しており、ドライバーから歩行者が見えにくいことで事故が多発しています。
昼間に比べて約3.3倍多く発生しているため、自衛のため反射材を身につけることをおすすめします。

 夜に車から歩行者が見える距離は、黒っぽい服装で26ⅿ、明るい服装で38ⅿ、反射材着用で57ⅿです。反射材をつけていると、気づいてもらえるのが2倍以上手前ということですね。
 時速60kmで走行している自動車が歩行者に気づいて停止できる距離は約44ⅿ。明るい服装でも事故に遭う危険性があるのです。ですから、反射材着用がおすすめなんです。ちなみに、反射材着用の57ⅿというのはロービームの場合。ハイビームだと145ⅿ離れた所からでも見えるそうですよ。

 反射材というと、黄色や白のテープで男性が身につけているイメージがありますが、 黒いものもあって、昼に目立たず身につけられます。キーホルダーもあるので、カバンにつけるのもいいかもしれません。LEDライトもおすすめです。簡単で効果的ですので、反射材を身につけて交通事故から自分を守りましょう。