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手話動画:なくそう! 高速道路の逆走による事故 (2025年6月9日)

手話動画

テキストデータ

 高速道路での逆走による事故が後を絶ちません。高速道路での逆走は年間約200件。重大事故につながる可能性が高いです。
 逆走の原因は、間違ったICから入ったり、降りたいICを通り過ぎてしまったりしてUターンすることです。慌ててしまうのはわかりますが、高速道路でバックやUターンをするのは絶対にいけません。最寄りのICで、インターホン等で係員を呼び、事情を説明すると対応してくれます。

 他の原因としては、ICの入口が平面交差で分かりづらく間違って出口から入った、SA等に入った後に間違って入口から出たなどです。
 逆走に気づくサインは、道路標識が裏になっていてグレーや黒に見えること。また、中央分離帯が左側にあるのも逆走のサイン。そのまま走り続けると非常に危険です。逆走に気づいたらハザードを点けて路肩に停め、ガードレールの外など安全な場所に避難して110番通報をするか、高速道路に設置されている非常電話を活用してください。

 逆走車は、走行車線を走っているつもりで追い越し車線を走ってくることが多いです。情報板で「逆走車あり」と表示されたら、走行車線でスピードを落とし、車間距離を取って走行しましょう。
逆走車に気づいたら、ハザードを点けて減速し、回避に集中してください。同乗者がいたら通報してもらうといいですね。
 国土交通省は、「2029年までに逆走による重大事故ゼロ」を目標に掲げ、間違えやすい場所に進行方向を示す標識や矢印を追加するなど対策を強化しています。誰にでも間違いはあるもの。重大事故につながらないよう、安全運転を心がけましょう。