手話動画:五十肩を知って、適切な対処を!(2025年3月31日)
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肩の痛みは肩こりじゃなくて、もしかして五十肩?! と思ったことのある方、いるのではないでしょうか。「五十肩」という言葉はよく聞くのですが、肩こりとの違いなど詳しく知らない方も多いのでは。五十肩とは、40~50歳代に突然肩が痛みだす疾患で、医学的には「肩関節周囲炎」といいます。肩こりは痛みだけですが、五十肩は腕が上がらなくなったり首が動かせなくなったりして日常生活に支障をきたすのが特徴です。初期段階では肩を動かすことで痛みを感じ、症状が進行すると安静時、特に夜間は睡眠を妨げるほどの強い痛みとなることがあります。
動かすと激痛が走り、何もしなくても痛むときは炎症がひどい時です。無理に動かさず、固定したり冷やしたりして安静にしましょう。少しでも動かせるようになってきたら温めて、無理のない範囲で動かしていきます。大事にしすぎて長く動かさないでいるといつまでも良くなりませんよ。ですが、そこでやり過ぎるとまた炎症がひどくなるので、注意して動かしてください。
寝る時は痛みがあるほうを上にしましょう。抱き枕を使うと痛みが楽になる人もいますし、マットレスや枕なども含め自分が楽になれる方法を探してくださいね。
放置すると痛みが長引くだけでなく、ひどくなって治りにくくなります。早めに病院を受診しましょう。筋肉の痛みですのでレントゲンでは診断できませんが、MRIや超音波の検査で確認できる場合があります。痛みについて相談するといいですよ。