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手話動画:聴覚障害者に配慮したパトカーが宮城県にも導入!(2025年3月24日)

手話動画

テキストデータ

中村/今回は、利府にある宮城県警察機動センターに来ています。3月に、新たに聴覚障害者に配慮したパトカーが導入されたそうです。早速行ってみましょう。

中村/こんにちは。今日はよろしくお願いします。
警察/よろしくお願いします。
中村/私は、パトカーが来たと気づいたら、周りの車がどう動いているか見て、同じように動くようにしています。脇に除けなくていい時もあるようですが、どういう時ですか?
警察/はい。パトカーは、緊急走行の時と防犯活動の警ら走行の時があります。どちらも警光灯を点けて走っていますが、緊急走行をする時はサイレンを鳴らします。サイレンを鳴らしている車が近付いてきたら、道を譲ることが法律で定められているんです。
中村/聞こえる人は、音で判断しているんですね。
警察/そこで、聴覚障害の方にも見て分かるように、光り方が違うパトカーを導入しました。

警察/警光灯動画0.5秒緊急走行中は、今まで通り0.5秒周期でライトが回転しながら光ります。警光灯動画2秒一方、警ら中には2秒周期で点滅します。蛍の光をイメージしており「ホタル型」などと呼ばれています。緊急走行の時より光り方が緩やかです。

中村/昨年9月のニュースで、全国の警察で順次導入されると聞きました。
警察/宮城県には、この3月に導入されました。全国にあるパトカーはおよそ1万台です。今後、順次この新型警光灯のパトカーが配備され増えていく予定です。できるだけ速やかに、新しいパトカーになるよう努めてまいります!