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手話動画:暖機運転は必要?おすすめは暖機走行!(2025年2月3日)

手話動画

テキストデータ

 冬の寒い時期、出発前にエンジンをかけて車を温める、いわゆる「暖機運転」をしたことがありますか。「その方が車にいい」という人もいますし、「暖機運転は車に悪い」という人も。本当はどうなんでしょうか。

 暖機運転が必要だったのは古い昔の車です。最近はエンジンやオイルの性能が良くなり、自動車メーカーは暖機運転を「ほとんど必要ない」とし、説明書に書かれてある場合もあります。逆に、車を停めたままでエンジンをかけ続けるとエンジンの負担が大きくなるんですよ。
 だからと言って、エンジンをかけてからすぐに普通の運転をするのは、準備運動もせず起きてすぐにトップスピードで走るようなもの。そこでおすすめなのが「暖機走行」です。急発進、急加速、急ブレーキなど「急」がつく操作をしない穏やかな運転で、5~10分ほど走行しましょう。車を停めたままする暖機よりもエンジンにオイルが行き渡りやすく、エンジンにかかる負担が少なくなるのです。

 氷点下で冷え込みが厳しい時は、エンジンをスタートさせて1分ほどしてから走行を始めるといいでしょう。その間にフロントガラスの霜を溶かしたり、屋根の雪を下ろしたりしたらいいですね。
 ただ車の中が寒いからという理由だけで、無駄に長くエンジンをかけっぱなしにするのは車によくありませんし、環境にもよくありません。燃費も悪くなりますから、必要のない暖機は止めた方がいいですよ。