手話動画:バチッ!痛~い!静電気はなぜ起こるの?(2025年1月27日)
手話動画
テキストデータ
冬になるとよく起こる静電気。何かに触ったり、服を脱いだりするたびにバチッとなり、嫌になります。静電気ってなぜ起こるのでしょうか?夏はないのに、冬になると起こるのはなぜ?電気は見えない小さな粒で、人の体や物の中を自由に動いています。その粒にはプラスとマイナスがあり、普段は数がそろっています。ところが、こするなどして数が偏ることで電気がたまり、何かにふれてその電気が一気に流れ出ることでバチッとなるのです
湿気が多いと電気は自然に流れ出るのでたまりにくいのですが、空気が乾燥していると電気は逃げて行きにくくなりたまってしまうため、冬には静電気が起こりやすくなります。さらに、冬はセーターやフリースなど電気のたまりやすい服を着ることが多いのも原因の一つです。
天然素材の木綿や麻などは電気がたまりにくい素材です。朝、素材を見て服を選べたらいいですね。また、靴底がゴムだと電気が逃げにくいので皮の靴を履くといいですよ。乾燥が大敵ですので、加湿器の使用もおすすめです。肌が乾燥していても帯電しやすくなります。保湿をしっかりしましょう。洗濯する時に柔軟剤を使う、静電気除去グッズを使うなども効果があります。
指先だけで物を触ると電気がそこに集中して流れるため痛みが増します。何かに触る前に手のひら全体で壁などを触って放電してしまいましょう。お試しください。