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手話動画:障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰おめでとうございます!(2025年1月14日)

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 宮城が誇る手話通訳者のうちの一人、宮澤典子さんが令和6年度障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰を受けました!これは、障害者の生涯を通じた多様な学習を支える長期の活動が他の模範と認められる個人又は団体に、その功績をたたえ表彰されるものです。

 宮澤さんは、聴覚障害者福祉制度が十分に整備されていない時代から通訳活動をし、手話通訳者養成に長年関わってきた方です。宮城県手話通訳問題研究会を立ち上げ、宮城県聴覚障害者協会と共に、手話通訳制度の改善や向上に向けた取り組みをされてきました。
 みみサポみやぎを運営している宮城県聴覚障害者福祉会の事務局長、宮城県手話通訳問題研究会会長、全国手話通訳問題研究会副会長、世界手話通訳者協会アジア地域代表理事などいくつも顔を持っていらっしゃいます。宮城県内のみならず、全国的に、いえ世界的に活躍している方なのです。手話通訳を学ぶDVDや、生い立ちやCODAについて語っている書籍など見たことがあるのではないでしょうか。

(宮澤さんコメント)
 この度は、「障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰」という名誉ある賞を賜り、心より御礼申し上げます。そして、私をここまで育ててくださった多くのろう者の皆さん、そして常に共に活動してくださった手話通訳仲間の皆さんに心から感謝申し上げます。
 私は両親がろう者で、いわゆるCODAですが、手話通訳活動をするようになったのは大学に入学してからです。その後、大切な仲間であるろう者が、当たり前に、生き生きと暮らせるよう、私は手話通訳者として共にありたいと考えました。そして、手話通訳仲間を増やし、共に学び合い、支え合う場をつくるために宮通研を立ち上げ、全通研の活動を続けてきました。
 これからも、ろう者も聞こえる人も等しく生き生きと暮らせる社会環境を整備するため、多くの方々と共に活動を続けてまいります。これからもよろしくお願いいたします。

 宮澤さん、おめでとうございます