宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:より安心安全な医療のために「電子処方せん」(2023年4月10日)

手話動画

テキストデータ

 病院で処方される薬の情報はお薬手帳で確認でき、複数の病院でそれぞれ薬を処方されても1冊あれば管理できます。ただ、手帳を忘れてしまい新たに作って何冊にもなったり、「後で貼って」と薬の情報の紙をもらったのに貼り忘れたなんてことも…。
 今年1月から、電子化された処方せんで薬の情報を管理できるようになりました。メリットは、電子処方せん管理サービスによってより安心安全な医療を受けられるようになったことです。

 管理サービスで薬の情報を一括して管理しますので、もし重複投薬や飲み合わせの悪い薬の処方などしている場合は、自動でチェックが入るので安心です。本人が同意すれば、医師や薬剤師などが過去や複数の医療機関の処方状況を参照し、それに基づいた診断を受けることができます。

 電子処方せんを扱っている病院で、マイナンバーカードを保険証として使って受付します。その際、紙か電子処方せんかが選べます。電子処方せんを希望すると、診察後に処方内容が書かれた控えの紙が渡されます。薬局でもマイナンバーカードで受付すれば、薬を受け取ることができます。
 また、マイナンバーカードがなくても電子処方せんは発行してもらえますし、薬局では控えの紙に記載されている引換番号と保険証があれば薬を受け取ることができます。ですが、過去の薬の情報を医師などに参照してもらうことはできません。
 電子処方せんを取り扱っている病院、薬局は厚生労働省のHPで確認できますよ。