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手話動画:その歯ブラシはキレイですか?(2022年11月7日)

手話動画

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 食事に使うハシやスプーンは一度使ったら洗剤で洗いますね。最近は洗うスポンジの衛生面にまで気を使っています。では、同じように口に使う歯ブラシの衛生面にはどのくらい気をつけていますか。

 口の中には菌がたくさんおり、なんと大腸と同じくらいの菌数なんです。しかも手入れをしないと菌はどんどん増えていきます。そのため、毎日の歯磨きがかかせないのです。口の中を掃除した歯ブラシは、菌がいっぱいの食べかすやプラークなどが大量に付着しています。使い終わったら流水下でしっかり洗い、きちんと乾燥させましょう。熱湯をかけたり薬剤で消毒するのは、プラスチックを変質させたりするのでお勧めできません。最近は、歯ブラシ専用の除菌器や除菌液があるようです。
 洗ってすぐにケースに仕舞い込むと乾燥に時間がかかります。乾燥させつつ、他の人の歯ブラシと接触しないように保管することが大切です。

 歯ブラシを毎回しっかり洗っていても、毛の根本には汚れがたまってしまいがちです。汚れが目立ったら交換しましょう。また、毛先の摩耗や広がりで、プラーク除去率が下がります。歯ブラシの裏側から見て毛先がはみ出して見えるようなら交換しましょう。
 歯ブラシの交換時期の目安はだいたい1か月です。忘れてしまいがちですが、月が替わるごとに交換すれば管理しやすいですね。
 歯を「磨いている」と「磨けている」は違います。きれいな歯ブラシで、しっかり歯磨きしていきましょう。