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手話動画:高齢ドライバーの運転技能検査義務付け(2022年6月13日)

手話動画

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テキストデータ

 高齢ドライバーの悲惨な自動車事故が後を絶ちません。死亡・重傷事故を起こす割合を見ると75歳以上の違反歴のあるドライバーの事故の割合は、75歳未満のドライバーの2倍になるそうです。そのため今年5月から、75歳以上の違反歴のあるドライバーに免許更新時の運転技能検査義務付けが開始しました。

 運転技能検査を受けなければならないのは、免許更新時から過去3年間に、信号無視、速度超過、逆走、踏切不停止、横断歩行者等妨害など11種類の交通違反のうち1つでも違反した高齢ドライバーです。
 免許更新期間は6ヶ月間。検査は期間中何度でも受けられますが、検査手数料の3550円は検査のたびに支払わなければいけません。運転技能検査に合格した後は、認知症の恐れがないかを判定する認知機能検査を受けて、問題がなければ高齢者講習を受け、免許が更新されるという流れになります。

 運転技能検査では、指定速度による走行、一時停止、右折左折、信号通過、段差乗り上げを見られます。段差乗り上げとは、アクセルを踏んで高さ7cmほどの段差を乗り上げた後すぐにブレーキを踏み、停止しなければならないというものです。これは、アクセルとブレーキを踏み間違えないかどうかを見るための検査です。
 この検査が必要な方には事前にはがきのお知らせが届きます。これを機に身体能力や判断能力の衰えを客観的に確認し、今後の安全運転につなげてほしいですね。