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手話動画:令和の学び方~GIGA(ギカ)スクール構想~(2022年5月9日)

手話動画

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 時代に合った学びというのがあります。子どもたちの可能性を大きく広げるためには、どのような教育がいいのかを考え、環境を整えてきました。近年では、学校の授業でパソコンの使い方を学ぶのは当たり前になりました。しかし、「インターネットを使って」となると、世界と比べて日本は大きく後れを取っています。そこで、令和元年12月に、文部科学省主導の下、GIGA(キガ)スクール構想 GIGA(キガ)スクール構想がスタートしました。これは、児童生徒向けに1人1台パソコンなどの端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、子どもたち一人一人にあった教育環境を実現するために始めた、学び方の一つです。

 GIGAスクール構想によって学びはどのように変化するのでしょう?例えば、子どもたち自身が授業での課題に応じ、自分の端末で情報収集をし、写真や音声、動画等を使って資料・作品を制作、発表することができるようになります。また、大学や海外とオンラインで交流を図ったり、学校と家とをつないで、宿題の配布や提出、授業に取り組めるようにしたりもできます。つまり、子どもたちの学びの場が広がり、さらに充実したものになるのです。併せて、端末を適切・安全に使いこなすことができるよう、子どもたちはネットリテラシーなどについても、学ばなければなりません。

 GIGAスクール構想は、新型コロナウイルスの拡大により、整備が一気に進みました。令和を生きる子どもたちにとって、端末やネット環境は鉛筆やノートと同じようにマストアイテムとなっていくのでしょうね。
一日中画面ばかりを見て、視力低下になるのではと心配です。親御さんは子どもの様子を見守りましょう。