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手話動画:歯みがき粉、チューブと液体で違いはあるの? (2021年10月25日)

手話動画

テキストデータ

 最近、店頭で液体の歯みがき剤をよく見かけます。従来のチューブに入った歯みがき剤との違いはあるのでしょうか。液体といえば洗口液もありますが、液体歯みがき剤とは違うのでしょうか。

 液体歯みがき剤の特徴は、汚れがたまりやすい歯周ポケットなど口の隅々にまで薬剤がいきわたることです。また、歯みがき後にうがいをする必要のないものが多いです。
 チューブ入り歯みがき剤との最大の違いは着色などの頑固な汚れを落とすための研磨剤です。チューブ入り歯みがき剤は研磨剤が含まれているものが多くありますが、液体歯みがき剤には入っていません。研磨剤は歯を傷つけるリスクを高めますが、入っていないと茶しぶなどが着色してしまう場合があります。

 洗口液(と液体歯みがき剤の違い)は、歯みがきの後に仕上げに使うものです。使用方法を見て「歯みがき後に使用」と書かれていたら洗口液、「口に含んでから歯みがきする」と書かれていたら液体歯みがき剤です。見た目が似ていますので購入時には間違えないようにしてください。
 外出先で歯みがきができない時などに洗口液でうがいをすると、口をすっきりさせることができます。ただし、歯垢などは歯ブラシでみがかないと落ちませんので、毎回洗口液だけですませないでくださいね。
 歯みがき剤や洗口液を使用するとある程度すっきりするので、みがけていなくても満足してしまう恐れがあります。基本は「歯ブラシでしっかり汚れを落とすこと!」であるのを忘れずに!