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手話動画:女性も男性も、日傘で熱中症対策を! (2021年4月26日)

手話動画

テキストデータ

 春は一気に日差しが強くなり、日傘が欲しい季節になります。日傘といえば、「日焼けをしたくない女性が差すもの」というイメージが強かったですが、最近は熱中症対策に差している方も多く、いわゆる「日傘男子」もボチボチ見られるようになってきました。

 近年の猛暑はすさまじく、日傘を差しても「暑いものは暑い!」「効果あるの?」と思うかもしれません。ですが、日本気象協会が作ったポスターには「日傘で体感温度が7℃下がる」と載っています。確かに、日向より日陰のほうが涼しく感じますよね。
 環境省が行った実験によると、帽子だけかぶっている人に比べると、日射を99%カットする日傘を使った人は、発汗が減少し、熱中症警戒レベルが下がったそうです。

 紫外線対策なら黒い日傘がいいと言われていますが、最近ではUVカットコーティングがされている日傘が多く、何色でも効果があります。ただし長く使っていると、効果が低くなっていくそうです。コーティングの効果は、使用頻度や保管方法にもよりますが、2~3年ほど持続すると言われています。
 暑さに効果があるのは白い日傘です。最近は外側が白く内側が黒い、どちらの効果も高い日傘がありますね。

 折り畳み式のものや晴雨兼用のものなどありますので、自分のニーズに合わせて選ぶことができます。日傘を差すと、自然にソーシャルディスタンスが取れるメリットもありますよ。暑さに性別はありません。女性ばかりでなく男性も、日傘を差して熱中症対策を!