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手話動画:1分でも外して!マスクトラブルの対処法(2020年9月23日)

手話動画

テキストデータ

 マスクの着用がすっかり定着しました。感染を防ぐためとはいえマスクをすることによって、息苦しい、頭痛がする、肌の調子が悪くなるなど困りごとが増えている方も多いようです。

 マスクをしていて息苦しさや倦怠感、頭痛などを感じる原因はいくつか考えられます。1つは二酸化炭素過多。マスクをしていると自分の吐いた息をすぐに吸うことになり息苦しくなります。二酸化炭素が多く、酸素が少ない空気を吸うことで、脳内の血管が拡張s射て頭痛が起こりやすくなるのです。さらに、マスクのゴムがこめかみを締め付け、顎や首の筋肉に負担がかかることや、熱中症にも頭痛の原因になるそうです。
 周りに人がおらず感染の可能性が低い場所で、1時間に1分でもマスクを外す時間を作りましょう。

 マスクと皮膚の摩擦、汗、蒸れが原因で、ニキビ、かぶれ、乾燥、あせもなど肌のトラブルも起きています。
 肌のことを考えたら、不織布よりも綿や麻、ガーゼなど通気性の良い物を選びたいですね。不織布のマスクを使う場合は、マスクと皮膚の間に薄く裂いたガーゼを挟むのも良いそうですよ。
 汗はこまめに拭き取り、帰宅したらしっかりと洗顔をします。化粧水をたっぷりとつけ、乳液やジェルで輔弼しましょう。ゴシゴシ擦らず、優しくケアしてくださいね。肌に炎症が起きた場合は、タオルで包んだ保冷剤か、冷蔵庫で冷やした化粧水をつけて冷やすのも良いそうです。
 新型コロナウイルスによって始まったマスク生活、少しでも快適に過ごしたいですね。