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手話動画:知ってるつもり?! 正しい水分補給の方法(2020年7月20日)

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 脱水症や熱中症の予防に欠かせない水分補給。皆さんは1日のうちで、いつ、どのくらい水分を補給していますか? 「喉が渇いた時にごくごく~っと!」という方、一時的には満たされますが、一度に飲んでも余分な水分は尿や汗として排出されてしまいます。飲みすぎると腎臓に負担がかかってしまい、むくみの原因になったりしますよ。

 人間の体から汗や尿として排出され、1日に失われる水分量は、おおよそ2.5リットルです。一方、食物から摂取するなど、普通に生活していれば補充される水分量は約1.3リットルですので、1.2リットルほど不足します。この不足分が一日の水分補給量になります。
 一度にたくさん飲むのではなく、喉の渇きを感じる前に日常的に水を飲む習慣をつけましょう。起床後、3回の食事のあと、午前午後の休憩やおやつの時、入浴前後、就寝前の8回くらい飲みたいですね。一回にコップ1杯約150mlほど飲めば、8回で1.2リットルになります。スポーツなどをしていつもより多く汗をかいたら、さらに多めの水分を摂りましょう。

 コーヒーやお茶、アルコールで水分補給するという方もいるかもしれませんが、尿が多く排出され、かえって体内から水分が出てしまうことになるので注意しましょう。運動していないのにスポーツ飲料を日常的に飲むのは、当分方になってしまうためおすすめしません。
 ただし、症状が出たら水よりも経口補水液が効果的です。具合が悪くなったらしっかり補給しましょう。