宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:シェイクアウト訓練をしよう!(2019年6月3日)

手話動画

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 子どもの頃、学校で行う避難訓練といえば机の下にもぐることでした。授業中に本当の地震がくると、先生の指示がなくても皆が自然に机の下にもぐったものです。学校を卒業するとそういう訓練の機会もなくなり、大人になってからの避難訓練といえば町内会での炊き出しや応急処置訓練、消火訓練などが多くなります。

 どこでも誰でもできる訓練として広報誌に掲載されたりしているシェイクアウトを知っていますか。シェイクアウトは、安全確保の訓練です。地震が発生するとき、自分がどこにいるかはわかりませんよね。家か職場かもしれませんし、買物中かもしれません。もしかしたら旅行中かも?!いつどこで地震にあっても、まず大切なのは自分自身の安全確保。そのために

①まず低く:体勢を低くして地面に近づく。
②頭を守り:テーブルの下などに入り頭を守る。周囲に何もない時は腕や荷物を使う。
③動かない:揺れが収まるまで動かずじっとする。

という訓練をするのです。学校での避難訓練と似ていますね。いざというときに行えるよう日頃から繰り返し訓練をすることが大切です。

 最近、「〇月〇日〇時に、皆でいっせいにシェイクアウト訓練をやろう」と取り組む自治体や企業などもあります。その後、町内会の避難訓練に参加したり、外出中どんな行動をとればいいのか、もし運転中だったらどうするか、など家族で話し合うのも良いですね。これをきっかけに非常時対策を見直し、防災グッズを確認するなどを行うとさらに効果的です。
 6月12日はみやぎ県民防災の日。防災に関する取り組みをしてみませんか。