手話動画：図書カードのいま・むかし（2018年6月18日）
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子どもの頃、入学・進級のお祝いや子ども会などでもらう定番プレゼントに図書券がありました。その図書券、現在は発行されておらず、図書カードになっています。図書カードも２種類あり、「図書カード」と「図書カードＮＥＸＴ」があるって知っていましたか。
図書券は、おつりに関するトラブルが起きやすいなどの問題点がありました。一方、図書カードは、磁気式のカードでおつりの心配がなく便利でした。しかし、カードの素材費が高騰したことや、強い磁気に近づけるとエラーが出るなどのトラブルが増加したことで２０１６年に発行が終了しました。現在発行されているのは、図書カードＮＥＸＴだけです。
図書カードＮＥＸＴは紙でできています。カードの裏面に印刷されているＱＲコードを書店の専用端末で読み取り、ネット経由で残高を管理するシステムになっています。図書カードは使った金額のところに穴が開けられ、残高が見えるようになっていましたが、図書カードＮＥＸＴはカードを見ても残高がどれくらいなのかわかりません。確認したい場合は、Ｗｅｂサイトから利用履歴や残高の確認ができます。
図書券や図書カードは、有効期限がないため今でも使用できます。まだ持っているという方は、全国の取り扱い書店でご利用ください。また、図書カードＮＥＸＴは10年間の有効期限があります。裏面に期日が記載されていますので、しっかり確認し、引き出しの奥に眠らせることのないように使ってくださいね。
