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手話動画:大雨時の浸水と河川の状況がさらにわかりやすく!(2017年7月24日)

手話動画

テキストデータ


 防災情報はどこから入手しますか。これまで、みみサポ手話動画でもテレビのデータ放送や各種緊急メールについてなどを紹介してきました。今回は、気象庁のHP(ホームページ)で大雨・洪水警報などの情報を把握しやすくなるというご紹介です。

 気象庁は普段からさまざまな情報を発信していて、大雨時には市町村ごとに大雨警報や洪水情報を発表しますが、どこに浸水する危険性が高いのか、どこの河川が氾濫する危険性が高いのかがわかりづらいとの指摘がありました。
 そのため7月4日から気象庁ホームページ上で、浸水や河川氾濫の危険度を色別に5段階で示す地図を公開するようになりました。

 危険度の最も高いのが「極めて危険」の濃い紫色。次いで「非常に危険」薄い紫色、「警戒」赤色、「注意」黄色と続きます。危険度の低い地域は無色で「今後の情報等に留意」となります。
 情報は10分毎に更新され、自分のいる場所の浸水の危険度を細かく確認することができたり、川ごとの危険度を確認することができたりします。赤色以上の場所に住んでいる方は、周囲の状況を確認し、各自の判断で早めの安全確保に努めてください。

 今回紹介した地図を使えば、警報の発表時だけでなく、現在の状況がリアルタイムに把握できます。自分がいる場所の危険度が視覚的にわかるため、自主的に避難するかの判断ができますね。
 台風の季節がきます。スマホでも見られますし、気象庁のHPをお気に入りに入れてすぐに見られるようにするなど、情報をうまく活用してください。