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手話動画:冬は火災が多くなる季節です(2017年1月16日)

手話動画

テキストデータ

                                                  
 空気が乾燥する冬は、火災が多発する季節です。火災の原因は、たばこの不始末や料理中の失火、家電製品からの出火などいろいろありますが、原因第1位は放火です。
 放火は、人通りが少なく人目につきにくい深夜に多い傾向があります。狙われやすいのはゴミ集積所や公園、空き地、住居の周りなどで、ゴミや紙類、枯れ草などに火がつけられることが多いようです。

 どんなところが狙われやすいかを知っていると、放火を防ぐための対策ができますね。ゴミは収集日の朝に出す、家の周りにゴミや新聞紙、ダンボールなど燃えやすいものを置かない、洗濯物の取り込みを忘れないなどです。物置には必ず鍵をかける、門扉はしっかり閉める、外灯を点けるというのも効果的です。センサーライトも抑止力になります。そのほかに、長く家を空ける時は、新聞がたまらないように販売店に配達を止めるよう連絡しておく、または隣近所に一声かけておくのもいいでしょう。
 町内会で協力して巡回警戒をする地域もあるようです。放火されない環境づくりを心がけるのがポイントですね。

 もちろん、家の外周だけではなく、家の中での失火にも要注意です。ファンヒーターを点けたまま給油する、ストーブの上で洗濯物を乾かす、タバコを吸っていたらいつの間にか寝てしまった……など、うっかりやってしまいがち。先月はなべの空焚きによる出火で、150棟も焼失した大火があったばかりです。
 気をつけて! 家の中でも外でも、火の用心!