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手話動画:東日本大震災から5年(2016年3月7日)

手話動画

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 東日本大震災から5年、また3月11日がやってきます。当たり前だった日常が、実は当たり前ではなかったと気づいた日でもありました。

 昨年12月、共同通信が岩手、宮城、福島3県の沿岸地域で被災した人対象にアンケートを実施しました。その結果、「震災発生当初を思い出し、今もつらいと感じることがあるか」との問いに、よくある、時々あると答えた人は70%を超えました。
その中で、どのようなことを思い出してつらいかを複数回答で尋ねたところ、約47%が「家族や親しい人を亡くしたこと」と回答しました。自分だけが生き残ってしまったという気持ちが心の負担になっている人や、亡くした方を思って眠れず苦しんでいる人もいるようです。
次いで多かったのは「津波で自宅や財産を失ったこと」との回答で44%でした。
また、多くが迫りくる津波を目撃しており、「津波や地震を体験・目撃したこと」との回答も42%でした。

 3月11日には、各地で追悼式・慰霊祭が行なわれます。亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ、つらい記憶に苦しんでいる人が今もいることを思い、震災の記憶を風化させないことが大切だと思います。
 
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