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手話動画:河川決壊!避難どうする?(2015年9月18日)

手話動画

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 先日の台風17号、18号は、秋雨前線と重なったために雨が続きました。そして、河川が決壊し、宮城県大崎市や茨城県常総市など全国各地に大きな被害をもたらしました。今回は、そのような水害のときに避難するポイントをご紹介します。

 まず、避難時に屋外へ出る時はヘルメットなどで頭を保護し、靴は、ひもできっちりと結べる運動靴を履きましょう。長靴は、中に泥や水が入ると動きづらくなるため危険です。
 道路が冠水すると、側溝などの危険な場所が視認できなくなります。長い棒などで確認しながら歩きましょう。できれば2人以上で移動し、ロープでお互いを結ぶなどして流されないようにしましょう。
 歩行可能な水深は50cm程度ですが、水の流れがあるところは20cm程度でも危険です。歩いて避難するのが危ないと判断した場合は、無理して避難所へ移動せず自宅の2階など高い所に避難することも考えましょう。

 台風が来る時は気象情報に注意し、テレビやインターネット、スマホで事前に情報収集することが大切です。
 自治体では、気象情報や各地の巡視の結果などから避難に関する情報を発表します。しかし、局地的大雨で短時間に増水や浸水、土砂災害が発生するような場合、避難勧告・指示が間に合わないこともあります。
 避難指示が出ていないから、とか、周りが避難していないから大丈夫と安易に判断せず、不安や危険を感じたら速やかに自主的に避難しましょう。