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手話動画:エコノミークラス症候群を予防しよう!(2015年7月21日)

手話動画

テキストデータ


 「エコノミークラス症候群」が問題になった当初は、飛行機内でのみ発症するイメージでしたが、その後列車やバスでの旅行、オフィスでのデスクワークや映画鑑賞などでも起こることがわかってきました。機内と似た乾燥した場所で長時間同じ姿勢でいると起こる可能性があります。東日本大震災後には、避難所や車中にいる方に症状がでる恐れがあると、問題になったことを記憶している方も多いでしょう。

 エコノミークラス症候群は、脚の血流が悪くなり血栓ができて、ももやふくらはぎが腫れたり痛んだりします。もし、その血栓が肺に流れて詰まると、胸痛、呼吸困難、失神などの症状がでて、大変危険な状態になります。
そうなる前にしっかりと予防をしましょう。
 窮屈な場所に長時間同じ姿勢でいないようにしましょう。どうしても動けない場合は、1時間に1回程度足のマッサージやかかとの上下運動などして足を動かします。可能なら3~5分程度歩いたり、深呼吸するのも良いでしょう。また、弾性ストッキングなど適度に脚を圧迫することで血流の維持を図るグッズも効果があります。
適度に水分を取りましょう。ただし、アルコールやコーヒーは利尿作用があり、飲むよりも出る方が多くなりますので逆効果です。

 これから夏の旅行に出かける方も多いかもしれませんね。長時間の移動がある方は、気を付けて行ってきてください!