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手話動画:H27-5 ストレスの3段階(2015年5月7日)

手話動画

テキストデータ

 現代はストレス社会といわれています。ストレスが、即、病気につながるわけではありませんが、過度のストレス状態が長く続くと心身に、様々な悪影響(病気になる)を及ぼします。
今回は、ストレスの「3つの段階」についてお話しします。

第一段階 警告期(けいこくき)
「ちょっと疲れたな」「なんか体調が悪いな」と感じる段階です。ストレスを受けている自覚があまりなくても、やたらと肩が凝ったり、イライラしてミスが増えたり、血圧が上がったり下がったりするなど、心身から(危険)サインが出始めます。
第二段階 抵抗期(ていこうき)
表面的にはストレスがなくなったように見えますが、実際は、ストレスに負けないよう相当な無理をしてしまう段階です。仕事を抱え込んで休まなくなる、胃(痛い)や心臓(ドキドキ)に異常が現れ、いつ本格的な病気になってもおかしくない状態です。ここで休養し体調を整える必要があります。
第三段階 疲弊期(ひへいき)
疲れきり踏ん張りが効かなくなり、自分の力ではどうにもできなくなる段階です。集中力がなくなり物忘れがひどくなったり、何をするにも億劫になったりします。睡眠障害や食欲不振、胃潰瘍など重い症状が現れ、専門医による医学的治療が必要になります。

みなさんも、ついつい頑張って無理をし過ぎていませんか。趣味やスポーツを楽しんだり、気の置けない友人とおしゃべりしながら食事を楽しむなど、日頃からストレスをためないように心がけましょう。