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手話動画:H26-5 108つの除夜の鐘(2014年12月26日) 

手話動画

  

テキストデータ

 人には108つの煩悩(ぼんのう)があるといわれています。
 人は誰でも欲を持っています。おいしいものをたくさん食べたい、お金がほしい、カッコ良くなりたい、キレイな彼女がほしいなど。でも、その欲が叶わないと不満となり心を悩ませます。それが煩悩です。
 大みそかの夜から元日にかけて、寺院では除夜の鐘を108つ打ち鳴らします。1年間の108つある煩悩をすべて落とし、新たな心で新しい年を迎えるためです。
 でも、なぜ、煩悩は100でもなく110でもなく、「108」という中途半端な数なのでしょう。

 人間の心を苦しめたりする煩悩は、「眼/視覚」「耳/聴覚」「舌/味覚」「鼻/臭覚」「身/触覚」の五感と、「意/意識」の6つの感覚からもたらされます。これを「六根(ろっこん)」と言います。六根それぞれには、「好(いい)」「悪(わるい)」「平(どちらでもない)」の3つの状態や感じ方があり、またさらに、それぞれに「浄(きれい)」「染(きたない)」の両面があるので、これで煩悩は36種類になります。そして、この36種類の煩悩に、3つの時間軸「前世」「今世」「来世」が組み合わされることで、108つの煩悩になるわけです。

 除夜の鐘は、通常、大みそかのうちに107回つき、最後の108回目は、その年の煩悩にわずらわされないようにという意味を込めて、新年になってからつきます。
 さあ、今年もあとわずか。来年もまた健康で飛躍のある年にしたいですね。