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手話動画:信号がない環状交差点 ゆっくり右回り(2014年9月1日)

手話動画

  

テキストデータ

 今年9月1日から、道路交通法に環状交差点の交通方法が定められました。こちらが環状交差点の新標識になります。
 環状交差点とは、ロータリー交差点ともいい、交差点の中心に鉄塔や樹木などが設置され、その周囲を一方向に周回する方式の交差点をいいます。
 現在、32都道府県に140か所程度あり、なんと、宮城県は全国でも2番目に多く20か所もあります。富谷町町内では東向陽台、仙台市内では桜ヶ丘など、そのほとんどは住宅地や、郊外の市街地にあります。

 環状交差点に進入する際は、あらかじめ道路の左端に寄り徐行します。交差点内は、時計回りの一方向に通行し、反対回りや、駐停車、バックはしてはいけません。
 この交差点の利点は、一方通行に回ることにより直行する車がなく、スピードも落とさざるを得ないため、出会い頭の事故が起きにくくなります。また、信号機がないため無駄な待ち時間もなくなります。停電の影響も受けません。東日本大震災の時は、停電で信号が使えなくなってしまい大変でしたよね。

 環状交差点は、まだ馴染みが薄く、通行ルールも知られていませんが、9月1日の施行を機に、このような標識を徐々に見かけるようになるでしょう。その時は、スピードを落とし、標識に従いゆっくり右回りです。