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手話動画:耐震診断 あなたの家は大丈夫?(2014年7月22日)

手話動画

  

テキストデータ

 昨年1月の動画で、室内安全対策についてお伝えしました。ゲル状の転倒防止マットや、くさび型の家具転倒防止器具など、簡室内を安全にするための器具を紹介しましたが、そもそも、家が倒壊してしまっては意味がありません。みなさんの家は、大丈夫ですか。
 
 昭和53年6月12日に発生した宮城県沖地震。ブロック塀や住宅地の倒壊、または地盤沈下など、多数の住宅に大きな被害をもたらしました。
 この地震が耐震設計法を見直すきっかけとなり、3年後の昭和56年に建築基準が大幅に改正されました。
 改正前に建てられた住宅は、倒壊の危険性も高く、事実、阪神・淡路大震災や東日本大震災では、大きな被害を受けました。改正後に建てられた住宅は、強い地震に対しても被害は小さく済んでいます。
 今回の大震災で、たとえ被害がなかったとしても、度重なる地震によって、家にはダメージが蓄積され、耐震性は落ちていきます。柱や壁など、外見からは見えなくても、接合部分などが損傷している場合もあります。

 県では、特に、昭和56年以前に建てられた家の耐震検査を勧めています。
 実費の1割程度の自己負担で、専門家による耐震診断を受けられます。また、診断を受けて耐震改修をした場合も、その費用の一部が補助してもらえます。地域によっては、自己負担の割り増しがあったり、助成金の上限額も異なりますので、まずは、市町村の担当窓口に相談してみるといいでしょう。