宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:便利なネット 使い方次第でトラブルも(2014年4月14日)

手話動画

  

テキストデータ

 A/最近は、ブログやライン、フェイスブックなどのSNSで、簡単に情報を発信したり、コミュニケーションをとることができます。けれども、使い方次第で、大変なことになってしまうことがあるのです。

<事例1>
B/この間、10年ぶりに会う同級生たちと飲みに行ったんだあ。思い出話で盛り上がって、とっても楽しかったよ。友だち、すごく酔っ払って大変だった。ははは。でも、面白かったから、友だちを写真に撮ってブログに載せた。見た?

A/ここでのNGポイントは2つ。①写っている人に無断で写真を公表したこと。②見る人に不快感を与える危険性があること、です。写真は公表されたくない人もいます。無断投稿はいけません。また、ネット上は多くの人が利用する「公共の場」、ひどく酔っ払っている様子は、見る人に不快感を与える可能性があります。

B/なるほど、わかった。これから気をつけます。

<事例2>
B/そのお店の食事がとてもまずかったから、店名を出して「おいしくない!お客さんもあまりいないし、これじゃ、もう閉店だ」と、ネットに投稿したけど……。これもダメ?

A/ここでのNGポイントは2つ。①特定の店名を出していること、②味が自分の口に合わないだけなのに、勝手に店の批評をして、事実でないことを記載していること、です。自分だということがバレないからといって、誤解を招くような表現はやめましょう。のちに、店の営業に関わる大きなトラブルになりかねません。

 インターネットは、手軽さと引き換えに、良いことも悪いことも、あっという間に広がります。安易に発信したものが、のちに大問題になる危険もあるということを忘れずに。