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手話動画:耳の神様が宮城に?(2013年9月2日)

手話動画

  

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 日本には、学業の神様や家内安全の神様、恋愛の神様など、さまざまな神様がいますね。
 みみサポかわら版の8月号はご覧になりましたか?
 「宮城に耳の神様がいる」という情報を入手し、いったいどんな神様なのか、松島町の竹谷弥勒堂にある、弥勒堂神社を訪ねました。

 弥勒堂神社は、田んぼが広がる土地の一角にある杉木立の中にあります。小さいお社なので、初めて訪れる方には少し分かりづらいかもしれません。いつごろ建てられたお社なのか、はっきりとしたことは分かっていませんが、地域の人から「お弥勒さま」と呼ばれ、大事に守られているとのこと。そして、この「お弥勒さま」こそが「耳の神様」なのです。

 弥勒堂神社は、「弥勒(みろく)」という読み方から「ミミロク」と呼ばれるようになり、そこから「耳の神様」として人々が拝むようになったといいます。
 お願いをする時には、耳の絵馬や茸、穴が開いた石などをお供えする習わしがあるとのことです。

 調べてみると「耳の神様」として知られている弥勒菩薩は、鳥取県や福岡県など、全国各地にあるようです。広く知られていないだけで、地域の中でそっと見守ってくれている神様がたくさんあるのかもしれませんね。
 宮城には、私たちが知らない情報が、まだまだたくさんありそうです。「こんな面白いこと、知ってるよ!」というトピックがあれば、みみサポみやぎまで情報をお寄せくださいね!