宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

FAX022-393-5502
日曜・祝日休

手話動画:正しい目薬の使用方法(2013年8月19日)

手話動画

  

テキストデータ

  ドラッグストアにあるさまざまな医薬品の中でも、目薬は気軽に手に取りやすい薬の一つですね。ところが、正しい使い方を知らない方が多いようです。皆さんはいかがですか。今日は、正しい目薬の使用方法についてお話しします。

 点眼した後にたくさんまばたきをする人がよくいますが、それは間違いです。パチパチとまばたきをすることで、目薬が目の表面に行き渡るように感じますが、逆に涙と一緒に涙点からのどへ流れ出てしまい、効果が発揮されません。目薬をさした後は目を閉じて、涙点を軽く押さえて、1分ほど静かにしていましょう。

 目薬の量は1回1滴で十分です。効果を高めたいからと、2~3滴さしても意味はありません。ほとんどが目からあふれ出てしまうだけです。

 1日に何度も点眼すると、逆効果になることもあります。特に防腐剤入りの目薬の場合、頻繁にさすことで眼球の表面を傷つけたり、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。1日の点眼回数はそれぞれ違うので、説明書をよく確認してください。

 目薬は開封後、処方薬であれば1週間~1ヶ月、市販薬であれば2ヶ月以内に使い切りましょう。雑菌による感染を防ぐためにも、ほかの人と目薬の貸し借りはしないように。

 先ほどの誤った使い方をご覧になって、いかがでしたか。この機会に、正しい点眼の仕方をしっかりと覚えて、目薬を清潔に保ち、有効に利用しましょう。